2012年3月25日日曜日

「中国で稼げ」がトレンドに、サッカー選手さえもチャイナマネーに殺到

2012年3月24日、日本華字紙・中文導報は記事「中国への『出稼ぎ』は時代のトレンドに」を掲載した。

「中国で稼ぐ。」この言葉は今や時代のトレンドとなっている。海外投資企業は不動産投機に参入。骨董・芸術品ビジネス、高級ブランド・ビジネスも中国富裕層の懐を狙っている。ともに世界最大の市場になったという。

中国に引きつけられているのは企業だけではない。個人もまた同様だ。その代表格とも言えるのがサッカー選手。フィナンシャル・タイムズ中国語版によると、中国スーパーリーグに所属するアネルカ、コンカの両選手、中国代表のカマーチョ監督が2011年サッカー長者番付上位20人にランクインした。欧州メディアは次に中国行きを決める大物選手の名を取りざたしている状況だ。

中国サッカーの金満ぶりを支持する人は、日本もジーコやリネカー、ベンゲル、リトバルスキーなどのスーパースターを大金で呼び寄せることで成功の礎を築いたと主張している。だが日本はスーパースターを呼び寄せる一方で青少年育成にも力を注いだ。今、中国サッカーは突然のゴールドラッシュにわいているが、その金は基盤整備には向かっていない。

若者を育成しなければ中国サッカーの未来はない。不動産業もいつまでも暴利をむさぼれるわけではない。一時のバブルに酔いしれているだけならば、金が尽きた時、すべては終わってしまうだろう。

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